2018年2月21日にAmazonから「FBAの料金体系の変更及び手数料の改定」のお知らせメールが届きました。



今回の変更によりダメージを受ける方も多いと思います。



この記事を読んで頂くことで今回どのような変更があったのか、どのような事に気を付けていけばいいのかが分かります。



手数料変更の概要



詳しい内容はこちらに書いてあります。
2018年 FBA手数料改定・料金体系変更のお知らせ



配送代行手数料、在庫保管手数料、FBA商品ラベル貼付サービス手数料、購入者返品手数料、納品不備受領作業手数料の料金改定です。



今まであった出荷作業手数料(個数あたり)と発送重量手数料(出荷あたり)が配送代行手数料(個数あたり)に統合されます。




2018年4月24日から適用されます。
気になる部分を解説していきます。



複数売りの時の手数料



Amazonで販売していると同じ人に商品を複数買ってもらえることがあります。
特に多いのが食品や日用品です。



今までは発送重量手数料が出荷辺りでかかっていたので、複数買いされた時は1商品辺りの手数料が安くなっていました。



しかし今回の改定で出荷作業手数料(個数あたり)と発送重量手数料(出荷あたり)が統合され、出荷作業手数料(個数あたり)になります。



全ての注文が個数辺りの計算になりますので、同じ人が複数商品を買ってくれても手数料は1商品ずつ売れた時と同じになります。



僕は食品、日用品をメインで扱っているので正直かなり痛手です。



配送代行手数料の値上げ



・現行料金


手数料変更1




・新料金


手数料変更2



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配送代行手数料のメディアとメディア以外の区分が統合されました。
メディア商品の手数料値上げです。



メディア以外の小型商品だけ手数料値下げです。
それ以外、全て手数料値上げになります。



薄利でやっていた場合は仕入れ基準を見直す必要がありそうです。



その他の変更



その他には、在庫保管手数料、FBA商品ラベル貼付サービス手数料、購入者返品手数料、納品不備受領作業手数料の変更があります。



ここに関しては先ほどのリンクでご確認ください。



まとめ



今回は重要な部分だけ解説しました。



  • 複数売ろうが1個売ろうが手数料は一緒になる
  • ほとんどの商品が手数料値上げ
  • メディア商品の区分がなくなること


やはり個人的に痛いのは複数売りの旨味がなくなることです。




食品、日用品は複数売りが見込めるからこそ仕入れ基準を甘くできていたので、今後は仕入れの基準を上げる必要が出てきます。



環境はコロコロ変わっていきますのでその時にどう対策するかを考えることが重要です。



僕はもう一度モゲステーションで学びなおしてホビー系の仕入れも増やしていく予定です。



最後まで読んで頂きありがとうございました。