棚卸し(たなおろし)という言葉を聞いたことはありますか?



物販をやる以上は確実に知っておかねばならないことです。



今回の記事を読んで頂くことで棚卸しの意味、そしてAmazonで簡単に棚卸しする方法を知る事ができます。



棚卸しとは



棚卸しとは12/31時点で売れ残っている在庫の金額を計算することです。



なぜこのような事をやる必要があるかというと、確定申告で必要になってきます。





仕入れの金額は経費にできるのですが、売れた商品の分だけしか経費にできないのです。



例えば年間で1,000万円分の仕入れをしていたとしても、半分しか売れていなかったら本年度経費として計上できるのは500万円になります。


もちろん売れ残った商品は来年以降の確定申告で経費として計上することができます。





棚卸しとは簡単に言うと年末に売れ残っている在庫をチェックすることと思ってください。



在庫のチェックとは



Amazon倉庫に送っている在庫
Amazonで自己発送で販売している在庫
他販路で販売している在庫
まだ販売していない在庫



僕の場合はこのチェックが必要になります。



他販路で販売している在庫」とまだ「販売していない在庫」は家で数えることになります。



「他販路で販売している在庫」はスプレッドシートで仕入れ値を管理していますので一瞬で終わります。



販売していない在庫の内、面倒なのはFBAに納品前の在庫ですので、なるべく年を越す前に納品をしてしまいます。



ここの数が多い場合は少し手間になりますので、事前に対策するのがオススメです。





Amazon在庫の数え方



AmazonでFBAを利用している場合の在庫の数え方を説明します。



まずはAmazonのセラー画面のレポート→フルフィルメントをクリックします。




セラー画面





次に在庫スナップショット(日次)をクリックします。





セラー画面2





ダウンロードをクリックします。
日付の開始と終了を12/31にしてください。
そしてダウンロードのリクエストをクリックします。





セラー画面3





出てきたデータをダウンロードしてください。
開くとテキストデータが出てきます。
テキストデータをコピーし、エクセルに貼り付けます。





スプレッドシート





そうするとこのようになります。
ちなみに仕入れ値は出てこないので手打ちで入力する必要があります。



数が多いと手打ちの部分が面倒ですが必要なことなのでしっかりやりましょう。
ちなみにこの時、SKUに仕入れ値を入力していると非常に便利です。



簡単に棚卸しする方法




ちなみにもっと早く棚卸しを終わらせる方法があり、僕もその方法を使っています。



その方法とはプライスターを利用して棚卸しする方法です。



まずはプライスター画面で在庫の棚卸をするをクリックします。
自己発送の在庫リストとFBAの在庫リストをダウンロードします。





プライスター





エクセルのファイルがダウンロードできますので開きます。
僕はスプレッドシートを使っていますがエクセルでも同じです。
在庫1つ1つの仕入れ値や個数が書いてあります。




numberと書いている部分が在庫数です。
costと書いているのが仕入れ値です。



在庫の合計仕入れ値が知りたいのでM2の部分に「=D2*G2」と入れクリックします。
これでD2とG2を掛け算した値が出ます。





スプレッドシート画面





出た数値にカーソルを合わせ右下をクリックしたまま下にスライドさせると、数式が下の段にも反映されます。





スプレッドシート





スプレッドシート画面





後はこの数値を合計すればFBA在庫の棚卸し額が出ます。
自己配送分も同じようにします。



そして他の在庫分と合計すれば棚卸し額の合計が出ます。



僕はプライスターを利用しているのでこのように非常にラクに棚卸しができます。
仕入れ値を打ち込む必要がないので早いです。





1~2ヶ月の無料期間がありますので12月に棚卸し目的で導入し少し使ってみて、気に入らなかったら解約するという手段も使えます。



興味ある場合はこちらのページにて説明しているのでよかったら見てください。

プライスターを使うメリット 特典付き 





まとめ

棚卸しは商品数が増えてくるとかなり時間を取られてしまいます。
プライスターを導入すれば面倒な作業をしなくていいので是非検討してみてください。



棚卸しについての詳しい疑問は担当の税理士さんに聞く方がいいかもです。
ある程度の稼ぎが出てきたら税理士契約を考えましょう。

せどりで税理士を雇うかどうかの判断基準 



最後まで読んで頂きありがとうございました。